広島に原爆が投下され73年目の8月6日、広島市主催の平和記念式典が平和記念公園で行われました。広島市議会議長、県知事、市長が、世界の指導者は核廃絶への道を歩むこと、核兵器禁止条約の署名国となることを求めました。
しかし、安倍首相は核兵器禁止条約について一言も触れず、核保有国と非保有国との「橋渡し」をして行くというのみ。
その後10時半から行われた「原水爆禁止世界大会ー広島」閉会総会「ヒロシマデ―集会」では、世界の政府代表、自治体首長からのメッセージや挨拶などが続き、核兵器廃絶が世界の大きな流れとなっていることを実感しました。後半に共産党の小池晃書記局長が連帯の挨拶に立たれ、平和式典での安倍首相の挨拶に触れ「私は言いたい、あなたはどこの国の総理大臣なのか!と。」と言ったとき、会場から「そうだ!」という声と大きな拍手が。皆、世界で唯一の被爆国である日本の政府が「非核平和」の先頭になって世界に訴えることは当然の姿として待ち望んでいるのです。
大会の最後には、世界各国の代表や活動団体が壇上に上がり、「ウイ・シャル・オーバーカム」を皆で歌い、大会を終えました。
会場では全国から6000人の参加との報告がありました。5月に全国各地から「ヒロシマ」に向けて47都道府県の各自治体を訪問しながら、この場所、この大会をめざして行進してきた「平和大行進」がここで、今年の大役を集結しました。毎年、「世界から核兵器をなくそう」を合言葉に行なわれてきた運動が、世界を動かし国連で「核兵器禁止条約」を締結させ、批准した国が14か国になって来た意義は本当に大きいし、まだまだ運動していくことが重要だと改めて思うと同時に、この運動が、多くの自治体、個人の方々のご協力によるものであることを忘れてはならないと思います。
帰りの新幹線で、隣に座った若い青年がとても爽やかで、しかも仲間への気配りがとても細やかで、見ていて「この男性はタダモノではない」と思っていました。そこで、FBの交換を御願いしたら快く受けてくださったと思ったら、畑野きみえ衆議院議員の息子さんだったのです。小学校高学年の頃までしか見ていなかったので、こんな素晴らしい青年になっていたとは\(^o^)/