アスベスト(石綿)の製造・使用が全面禁止になったのは、わずか7年前。しかし、家からなくなったわけではありません。わが家も例外ではなく、30年前に建てた家ですから屋根のスレートは間違いなくアスベストが使用されているでしょう。自分の家でありながら、屋根材はどこの会社の何という資材か・・など、皆目わかっていません。そのため普段、危険という感覚がないまま生活しています。きっと多くの人がそうだと思います。しかし、それまでの何十年という間に使用されたアスベストが、私達の周りに残されているのです。
いつか地震が来て、あちこちの家が壊れたら、否応なくアスベストの粉じんを吸い込んでしまうでしょう。それどころか、「アスベストは厳重に処理されている」と思ってきたけれど、普段もしかしたら、知らないうちにアスベストを吸い込んでいるのかもしれません。今回、アスベストを含む建築物の解体の手順を調べているうちに、そんな気がしてきたのです。今回の議員団ニュースにまとめましたので、お読みください。
写真は、先日前進座の公演「佐倉義民伝」を見に行ったついでに、浅草によったとき見つけたアジサイです。(クリックして花を大きくしてご覧ください。なかなか渋い色です(^.^) )