27日~29日の3日間、静岡市で開催している自治体学校に参加しています。初日の昨日はオープニング「川原太鼓保存会」の演奏のあと、浜松市における水道民営化の問題を池谷たか子氏、沖縄の新基地建設の賛否を選択する「県民投票」をすすめた安里長従氏、日本一小さな村「高知県大川村」村長・和田知士氏の特別発言。
その後、岡田知弘氏から「憲法と自治のチカラが地域の未来を切りひらく」と題して記念講演が行われました。
地方自治を解体し、いかに統治しやすい国にして行くか、そうした中で道州制を進めようとする安倍政権の大きな流れの特徴が広範な内容で語られました。
安倍政権が進めてきた「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の有識者会議での中間とりまとめが報告されたが、東京一極集中に歯止めがかかっていないこと、合計特殊出生率も3年連続減少していることを認めるものとなった。大企業本位の政策が根本になっているため人口減少、少子化の本当の原因を見ようとしていないことが根本にあると指摘されました。
「自治体戦略2040構想」を基軸とした地方制度改革はすでに部分的に始まっている。そうした中、全国町村会長、全国市長会長、全国市議会議長会長などから強い反発が起きていることが語られました。
1日目から、国の圧力が住民主体の地方自治をおびやかしている実態を大きな視点で学ぶことの重要性を感じています。
上の写真は静岡市民文化会館の正面にある彫刻。
かなり重みのある女性ですが、「宙に浮いてみたい」とでも言ったのでしょうか。希望が叶って喜んでいるのか、「早く降ろして!」と暴れているのか・・。と、思いきや・・
ネットで調べて見ましたら、
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1978年(昭和53年)秋、待望の文化の殿堂「静岡市民文化会館」が完成した。
これを記念して、会館前の広場に巨大な女体のブロンズ像の彫刻が、姿を現した。題して「南アルプス(掛井五郎作)」、5mの女体は空中に浮かび、広げた2本の腕は安倍川であり、大井川を表現したと説明されている。
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でした。(・_・;)
「川原太鼓保存会」の演奏
自治体学校長:川瀬憲子さんのご挨拶。
基調講演:岡田知弘氏。