平塚市は市民課・保険年金課の窓口業務を民間に委託することを決定し、9月2日から開始されました。共産党市議団は、個人情報を扱う業務であり、プライバシーの問題も絡むことから民間委託には反対してきました。
しかし、民間のノウハウを活用し、その業務に専門の職員が配置されることから、市民へのサービス向上と費用対効果が図られるとして、議会の多数によって可決されたものです。受託事業者は「パーソルテンプスタッフ株式会社」で、契約は5年1か月。契約金額は約12億3867万円。
慣れるためにと3月中旬から契約し、すでに慣らし期間があったのですが、初日の昨日は「何事があったの?」というほどの混雑ぶり。新庁舎になってこんな混雑ぶりを見たことがありません。
この左にあるイベントの室にも沢山の椅子が用意され、びっしり座って待っているのには驚きました。
座っている方に「どれくらいお待ちですか?」と聞くと、「もう40分・・くらいかな。1時間過ぎちゃいますね。」と。平塚市役所の駐車場は、駐車券にスタンプを押してもらっても1時間過ぎるとお金をとられます。そのため、待っていても1時間過ぎるのを誰もが気にするのです。
「民間のノウハウを持った専門職員が業務を行うので、市民サービスが向上」は、どうなるのか。