今日は定例の駅頭宣伝の日。新年最初の訴えは、総勢12名で龍城ヶ丘プール跡地の問題です。多くの方が「松林を切らないで」「見直しをして」に賛同し、署名に協力してくださいました。
平塚市は住民の反対を受け、今度は「サイレントマジョリティの声なき声を聞く」といい「平塚方式」のparkーPFI手法を進めるとしてきました。その結果が今の動きです。
平塚市は、だれの声を聞いて進めているのでしょう。
アメリカのニクソン大統領が演説で「サイレントマジョリティ」の言葉を使ったといいます。「政治的な意見を主張しない、物言わぬ大衆」という意味ですが、ニクソン大統領は「政策に対し一部に反対意見があっても、意思表示をしない大多数は肯定しているんだ」という意味で使ったのだそうです。
松林を切られたら、高潮や台風時の飛砂や塩害への危機感はもちろんですが、これは、その地域だけの問題ではありません。市の税金の使い方が問われているのです。
企業に任せるには「儲かる」事業、応募したくなる事業にするために規模を拡大し、その分事業費が嵩み「決して経費削減」にならないこと、気候変動によって今後益々自然災害の規模が拡大するであろう場所に建物を建てる危険性と災害時の修繕にいくらかかるかわかりません。
様々な問題を抱えるこの事業に16億円。これに、さらにCゾーンの開発がプラスされるのです。
プールの残骸が放置されている場所だけ整備したら、10数億円なんて必要ありません。企業に丸投げするからこんなにかかる。
12月初めに企業からの応募を締め切り、1月中に企業選定し、2月には基本協定を締結し、3月になって市民に説明会を開くというスケジュール。
1月末には、各会派・議員に説明があるそうです。契約してから市民の意見を聞いて「変更できる」ことは「まずない」とみていいでしょう。事業者との契約の前に、ぜひ皆さんも声を上げてください。
新年のご挨拶に回っていても「そのお金をもっと市民のために使って!」というのが大方の声です。