海岸の砂の上に土盛りをしても、本当に安全が担保されるのか。今、国もどんな災害があるかわからない時代に来たことから、いかなる災害にも打ち勝つ「国土強靭化基本計画」を打ち出しました。そんな時に平塚市は、海岸の樹林帯を伐採し、砂の上に土盛りをして建物を建設して、人を呼び込む計画を何が何でも実行しようとしています。全国で異常気象による大災害が発生しており、危機感をもつ自治会や住民たちが反対する中、その判断は誰のためのものでしょうか。
平塚市は今、市の国土強靭化計画を作成するにあたっても、樹林帯伐採ありきで、平塚海岸における防災対策はまったく緩く「忖度」しているとしか考えられない。こんな計画がなければ、大災害が後を絶たない現状において、平塚海岸の樹林帯を伐採するなどということは「あってはならない」という判断になるのが妥当であり、災害から市民を守るためにあらゆる手立てを講じるべきです。
平塚市の過去の災害にしっかり目を向けて、災害に打ち勝つ施策をとってほしい。
友人からも平塚市博物館がまとめている平塚市の過去の災害を知らせてくださいました。
https://hirahaku.jp/web_yomimono/hirareki/hirarekig01.html
https://hirahaku.jp/web_yomimono/geomado/jiban18.html
当時の地震で、海岸付近より内陸部での家屋の倒壊が多かったとしています。それだけを読むと、海岸沿いは堅固な岩盤なのかとか考えますが、当時、海岸沿いにはほとんど人家がなかったからだという解説がありました。