ようやく3月議会も山を越えました!国保の都道府県化によって、毎年「見直し」という名目で値上げが行われています。
市民の方々の困った顔を頭に浮かべながら、改定される応能割、応益割で色んな家庭を想定して計算してみる。今回は特に未就学児の子を持つ家庭にはその子の均等割を半分免除するという新たな緩和策が出たのです。
これは子育ての方には喜ばれるフレーズですが、またまた子育てに分断を作る国の策!国保の被保険者に限らず誰が考えても、未就学児の子を持つ親より、小中高の子を持つ親の方が圧倒的に多いに決まっています。「子どもの均等割の減免が始まった!」そのことにはまず第1歩としても、その陰に隠れた今回の値上げの大きさ!40代を超えると国保の保険税(料)の中に「介護分」が入ってくるので、お金のかかる中高大学の子を持つ家庭はさらに大変になるのは必至。昨日の環境厚生常任委員会ではこの条例改正案に反対しましたが、6人の委員のうち反対は私だけ。
私が所属する環境厚生常任委員会は、福祉全般、環境・衛生、病院などに関わる部分です。そのためとても範囲が広くもっともっと見るべきことがありながら、取り上げ切れません。やはり、皆さんからご指摘いただいたり、ご要望いただくことがより充実した議論になると思います。今回も、皆さんの声をいくつか反映させていただきました。これからも色んな機会を通して、ご意見ご要望をお寄せください。
いよいよ後は23日の最終日を待つのみとなりました。
外に出ると、なんだか心が解放された気分で、まわりがまぶしい春の日差しに変わってきていることをあらためて感じました。
写真は市役所ホールの生け花