昨日も、党の市委員会に現状の生活保護費で暮らす実態を訴える電話が来ました。様々な物価が値上がりし、何を切り詰めていいかわからないと・・。私も多くの生活保護世帯の暮らしを見てきました。そして思うのは、基準を設定する人たちがまずその金額で生活してみてほしいということ。どうしたらその金額で憲法で保障する「健康で文化的な最低限度の生活」ができるのかを示すべきだと。
4月20日に行われた「神奈川県 生存権裁判」に支援に行った共産党の神奈川県議 上野たつや議員のSNSをシェアさせていただきます。
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神奈川県 生存権裁判の傍聴へ(4/20)
4月20日(水)に行われた生存権裁判の傍聴の報告です。
6年前に始まった生存権裁判も最終盤です。
“生活保護費の引き下げは違憲”として始まった裁判の、傍聴へ行きました。
裁判が始まる前に、横浜地方裁判所前で集会が行われ、支援団体からの連帯の挨拶などがありました。
君嶋・大山県議と一緒に参加し挨拶を行いました。
裁判では、原告代理人の意見陳述、3人の原告の意見陳述が行われました。
代理人の弁護士からは
①デフレ調整は、生活保護法8条2項に違反していること
②デフレ調整の導入がいかに不合理であったか
③違法な引き下げがもたらす重大性
という3点から、生活保護費の引き下げが、いかに不当であったかが述べられました。
3人の原告からは、
・かつて、生活保護の利用を断られ、死ぬしかないのか?と訴えた際に、そうしたいと思うのであればそうすれば良い。と言われたこと。
・生活保護を利用していても、食事を切り詰め、風呂の回数を減らし、エアコンなど光熱費を節約するなど、本当にギリギリの生活をしていること。
・当時から15,000円も引き下げられている。生活実態をちゃんと見てほしい。
などの訴えがありました。
「普通に暮らしたい。」
その、当たり前の願いすら切り捨てる、政権の冷たさを改めて実感し、強い憤りと、だからこそ政治を変えねば!と決意を新たにしました。
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