9月議会の総務経済常任委員会で採択1,不採択2,継続審査2となった「国葬」中止を求める請願は、最終日(21日)の朝9時から行われた議会運営委員会で大揉めになりました。
27日に行われようとしている「国葬」に対し、「継続審査」は不適切であり、採択か不採択に絞るということになった。そこで継続にしていた1会派は、「常任委員会での態度表明は、最終日の態度表明と統一する」という申し合わせに従い、不採択とも採択ともできないことから「退席」を表明。しかし、もう1会派は、「態度表明は各人自由とする」という表明となった。
そこで、これまで最終日の態度表明が、常任委員会での態度と違う場合は退席(同じ会派でも意見が違う場合はその個人が退席)という流れで進められてきたことから、今になってそれは認められない。しかし、その会派の一部はこの請願に対し「不採択」という意思表示をしたかったのか、どうしても譲らず、何度も「暫時休憩」が繰り返され、とうとう10時からの議会は開かれず、午後に持ち越されました。ようやく「退席」を承諾し、午後1時から開催された議会では、採択2,不採択11,退席11という結果となり、請願は採択されませんでした。