昨日は「電磁波問題の現況」についての説明会が、大磯の郷土資料館で行われ参加してきました。スマホが普及し、各業界が高機能を競う中、電磁波による被害者も増えてきているといいます。
大磯町では携帯企業の基地局が建てられたそばで、住民の方々から被害の訴えが出ていましたが、今年5Gのアンテナが増設されてから、体調不良の症状がより一層ひどくなり、転居せざるを得ない状況に追い込まれています。
先日相談を受けたその人も誘って参加したのですが、まさに報告された内容は、その人と同じものでした。
その人によって差はありますが、一定の許容を超えた時点から常に体に異常を感じてしまう。それまでなんでもなかった人が突然感じはじめ、そうなってからでは元には戻れない苦痛の日々が続く怖い実態が報告されました。
会場からは、日本は企業進出優先で人が後回しにされている。何十年も前から訴えているのに政府は聞く耳を持たない。統一教会の問題と同じだ。企業に訴えても「国の基準でやっている」の一点張り。基準を変えさせる運動が必要だなどの声がありました。
近年、欧州の各国で行われている疫学調査では、基地局周辺で頭痛、不眠、疲労感、イライラ、うつなどの症状を訴える人が多いという報告があり、子どもは頭蓋骨が薄く、電磁波の影響は大人以上に受けるとしてスマホの利用を規制している国もあると聞きました。やはり、日本は遅れているということですね。
(写真は大磯郷土資料館)