いよいよ今日から3月議会の質問が始まります。新年度予算について、総合計画について、介護保険料や国保税の改訂など盛りだくさんです。次々と公共料金の値上げの改訂で、ますます市民生活は苦しくなるばかり。秋には命の維持に欠かせない水道料金が平均22%も値上げ、一般家庭や単身世帯に特に厳しい値上げが予定されています。今、高齢者・障がい者・低所得者、子育て中の方々など、生活する中で「もっと予算を増やしてほしい!」と叫びたい思いを必死で我慢しています。ところが、国会では国民に痛みを押し付けている政党が、パーティ開いて多額のお金を懐に入れたまま税金逃れ、国民の税金をもらいながら領収書もいらない使い方、だからこそ国民は怒り心頭なのです。
質問の前に、行政の各担当課と質問の趣旨はどこにあるかなどを確認する作業があります。それぞれの施策を話し合う中で感じるのは、どの担当課も自分の仕事に誇りを持っていて、市民の喜ぶ施策に1歩でも近づけたいという思いが伝わってきます。そんな時に、住民との話し合い抜きで自治会長にだけあって説明し、了解を得ようとする「龍城ヶ丘の公園整備」の進め方は異様にさえ映ります。
新年度予算には湘南海岸公園龍城ヶ丘ゾーンの整備費7億円の追加予算が計上されています。これまで10億円だった公園の工事費(整備費)を、さらに7億円値上げするというものです。
オリンピックに間に合わせたいと始めたparkーPFI 手法のこの計画は、すでに5年以上延長、延長を繰り返していても誰も騒ぎません。建設資材の高騰の中、いくら高くなっても早急に進めようとすることは、能登半島地震で住む家をなくし、避難生活を余儀なくされている方々の生活をさらに長引かせることにつながるのです。
能登半島地震の被災地を思う心は、義援金だけでなく一刻も早い復旧のためにしっかり形として表してゆくことが重要だと思います。
ぜひ多くの方々に、今回の議会を注目していただきたいと思います。