長年、飛砂や強烈な海風から住民生活を守ってきた平塚市の龍城ヶ丘海岸の「樹林帯」。
これをバッサリ切って公園を作る計画は住民の納得は得られず、「多くの人の移動が見込めるオリンピックの時期に間に合わせたい」という当初の市の計画は大きく崩れた。しかし、いったん決められてしまった計画はどんなに住民が首を縦に振らなくても強引に進められ、いよいよ今年10月オープンに向け、工事は急ピッチで進められている。
毎月1回、定例の住民・市民による抗議行動が行われており、ここ数回出られなかった私も17日朝9時からのスタンディングに参加してきた。
10月オープンというがあと2か月で本当に完成するのだろうか。しかも強風.潮風が日常的に吹く中、砂地に盛土をした即席の地面に植栽。ましてやこんな真夏の炎天下での植栽。
植えて間もない苗木は、いたるところで枯れているのが国道134号からも見える。
樹林帯が切られた場所では、134号線を挟んで住宅側に植えられている松の葉も、海風がもろにあたるためか葉の先端は茶色に枯れてきているのがわかる。










