今日、9時から13時まで、平塚海岸で「ビッグレスキュー」という神奈川県と平塚市の合同の防災訓練が行われることになっています。神縄・国府津ー松田断層帯地震でマグニチュード7.5、最大震度7を想定した訓練です。
これは、消防、警察だけでなく、海上保安庁、自衛隊、在日米軍も加わって行う大掛かりな訓練です。太洋中学校が遺体収容施設に、市民病院をはじめ近隣の病院には負傷者が運び込まれ、トリアージ、応急処置が行われ、ヘリで災害拠点病院に搬送ということも行われます。
こうした訓練は、大切ではありますが、海上自衛隊の揚陸艇LCACが海上輸送訓練に参加するなど、自衛隊と米軍は「災害に大切な存在」という住民意識を待たせるものであり、非常に問題だと思っています。
災害時の救援・救護で、いくら大災害を想定したとはいえ、日本の憲法になじまない軍備を整えた自衛隊と、さらに在日米軍まで一緒に行う意味は何か・・・。「いざというときに、救助してくれるんだから、いいじゃないか。」ではすまないものを含んでいると思うのです。