8日の降雪に続き、14日から15日にかけての関東地方での大雪は、多くの被害が起きています。今も北関東、北陸、東北などで地域の孤立、車による事故など混乱が続き、懸命の対策が行われているところです。
14~15日にかけて降った大雪で、市内でも人的被害12件、木の枝が折れたりした物的被害が10件、多くのバス路線が通行止めとなりました。
最大瞬間風速は22.7m/s(15日の朝6時8分)、平均風速 6.8m/sだったと市は発表しています。
市内農家では、雪の重みによって農業用ハウスが潰される被害が各地で起こっています。
JA湘南が主になって被害状況を確認していますが、特に育苗ハウスは屋根に網を張っているため、雪が流れ落ちにくい構造となっているので、雪による影響が大きいと農家の方は語っています。
8日の雪の被害状況
市がまとめた報告によると、2月8日に降った雪では、転倒による救急車の出動が10件、救助したのが2件あったといいます。
この雪によって、岡崎架道橋は警察からの要請があり通行止め、小田原厚木道路全面通行止め、JR湘南新宿ラインは一部運休、東海道線遅延・一部運休となりました。また、夕方から東海道線の上下とも運転を見合わせ、混乱が続きました。
火災出動した消防はしご車が、湘南車検所北側の真土金目線交差点付近で立ち往生となり、土木部が対応して脱出。停電が発生し、横内、田村、城島、西真土の約3600軒が影響。その後、各所で停電が発生し、最大時では約1万8000軒に影響が出て、夜の20時29分市内の停電が解除されたと報告されています。