10月27日の夕方、平塚市民病院のホールで大学との交流事業、「ふれあいコンサート」=心安らぐ秋の夕べ=が行われ、入院患者さんとそのご家族や職員がともに和やかなひとときを過ごしました。
東海大学の協力で、この日は夕方7時からという夕食後のひとときに開催されました。学生さんの琴の演奏に始まり、手話とともに歌う歌、ペットボトルにビーズを入れた楽器を使っての歌など、小さな患者さんもご高齢の方々も、学生さん達の元気なリードで楽しんでいました。
(琴による演奏は「六段の調」、おだやかなお正月の気分に・・)
直接語りかけながらの進行が、患者さんの心を開くんですね。
“YMCA”で元気いっぱい。
特に小さな患者さんが、こうした場面に遭遇できた喜びを体と声でめいっぱい表現している姿、ご高齢の車いすの方がペットボトルの楽器をにこにこして振っている姿や一緒に歌っている姿を拝見し、学生さんたちが目指している「音楽療法」「音楽」の持つ力の大きさを実感します。
事業管理者からお礼のあいさつがあり、学生さんたちに花束が手渡されました。
「若い人たちが温かい」、これが世の中をよくする基本ですね。