平塚市高根の地域では、イノシシが畑を荒らしてしまい、農家の方々は頭を抱えています。昨年ころから出没し始めたこのイノシシ。今年はいよいよ被害が深刻になってきました。これからようやく収穫を迎えるというヤーコンもこの有様です。
これまでに、サツマイモはほとんど食べられてしまい、落花生もそろそろというときにこんな状態です。「もう、作るのも考えてしまう・・。」と畑の方。
上は前日に写真にとった場所。
夜中に荒らされ、朝きたらもうこの有様です。農家の方が網や柵で囲っていても、大きな体のイノシシにとって何の効果もないようです。
約100キロはあるのではないかとも言われていますが、ウンコもさすがに大きい。直径6センチはあると思われます。
農家の方も必死で、イノシシが現れる場所にいろいろ仕掛けをしてみますが、つかまることはありません。
今年になって被害が続出し、大磯町では捕獲に乗り出しました。9月15日、一日に4匹のイノシシが、つかまりました。みんなまだ小さい10キロほどだったといいます。
檻は3メートルの長さで、高さも2,5メートルという大きい物を仕掛けていたといいます。鳥獣保護区のため、一般の人は捕獲してはいけない、檻の天井がふたをされていてはいけないなどの制限があり、行政にゆだねるしかありません。
これ以上被害が続くと農家の方々はやる気も失せることになりますし、作物がなくなった冬には、民家の庭に出没しかねません。市の早い対応が不可欠です。