15日朝9時半、いつもの「農総研跡地前」に集合。こうして集まるのも、最後となりました。
前日とは大違いの急な冷え込みに、薄着の人は震えるほどの寒さとなりました。でも、今日はお米を持って帰れるという思いで、心はホクホク。
早速、もみすり作業をしている作業場を見学しました。
はっぱ会では、昨日収穫した「米」を乾燥機に入れて、8時間かけて乾燥させてくださっていました。
収穫時20%あった米の水分は、15%にまで下げられ、いつでも食べられるようになっています。
約1反部強の田んぼなので、収穫目標は480キログラム。しかし、少々少なめで450キログラムでした。目標の約94%ということになります。
乾燥機から出て、もみすり機で「もみがら」がとられ、玄米になって出てきます。そして、その玄米が30キログラムになると「ピーッ」と音が鳴って知らせてくれます。その間が約2分だといいます。
なんとも便利な機械です。しかし、その便利さを手に入れるために、大変なお金が出て行っているわけで、農業をやっていくには厳しい現実があります。
こうして「さとじまん」が、参加者に配られました。はっぱ会の方々、農産課の職員の方々の並々ならぬご苦労のおかげで、手にすることができたお米です。あとから、ちょっと計算したら、お米が60キロほど不足・・・?なんとも、申し訳ない思いです。
感謝して、一粒一粒を大切にしていただきます!関係者のみなさん、一緒に体験したみなさん、貴重な時間をありがとうございました(米袋は、使用済みを購入したもので、記載の文字は関係ありません)。
農総研跡地のとなりには、農産課が蒔いたマリーゴールドなどの花と、昨年 県が蒔いたコスモスが一緒になって咲き乱れ、収穫の喜びに花を添えてくれていました。