最近、この長実雛罌粟(ながみひなげし)という花を良く見かけます。最初の頃は、雑草の中に咲いていてきれいだな・・と思っていましたが、どうもこれは放っておくと植物の生態系を壊すのでは・・と心配になる位の勢いで広がっています。
調べてみると、原産地はヨーロッパで、1961年に東京・世田谷区で見つかったとされています。日本に入ってきてから約50年ということですが、人が種をまかなくてもこんなにはびこると、少々危機感を感じます。
育ってほしい植物の邪魔をしたり、従来から日本にあるさまざまな植物が消されてしまうのでは・・。写真を撮っている私のそばで、同年代の女性が「これ、とってもとっても出てくるんですよね」と言っていました。
「危ない」と心配しているのは私だけなのでしょうか。