驚いた。こんな缶詰があるなんて・・。
大人のカニカマ「映画 蟹工船に出演」とある・・。
息子がどこかから仕入れてきた缶詰、1つしかないのでもったいなくて開けられない。
これが作られたいきさつをインターネットで調べてみました。
朝日新聞には写真入りで、また読売新聞では以下の記事が載っていました。
以下は「読売新聞」5月1日付け。
石川県七尾市の水産練り食品メーカー「スギヨ」が製造したカニかまの缶詰が、今夏公開の映画「蟹工船」(SABU監督)の前売り券購入の特典として、配布が始まった。
5月下旬からは全国のスーパーなどで一般販売も行われる。カニかまの缶詰は同社では初めての試みだといい、「映画の雰囲気を味わってもらうための遊び心。楽しんで食べてほしい」としている。
映画「蟹工船」は一部を現代風にアレンジしているものの、原作小説の舞台やメッセージ性などは踏襲。漁場でカニを水揚げし、そのまま船内で缶詰加工するシーンで、スギヨのカニかまが使われている。
今年1月、同社のカニかまが映画で使われていると報道されると、消費者や業者から問い合わせが相次いだ。その中の「本当にカニかまがカニ缶になったら面白い」という声があり、缶詰の製品化が実現した。
これで納得!
初回生産は1万6000個で、売れ行きに応じて増産するかを決める事にしているといいます。1個100グラム入りで398円。全国の小売店のほか、ネットショップ「とと一」でも販売しているようです。
息子は、私たちが知らないうちに手に入れて、驚かそうとひそかに計画していたのでしょう。「びっくりした」と同時に、この夏、数十年の時代を越えても共通する弱者切り捨ての資本主義の本質を描いている映画「蟹工船」も見たいですね!