何年ぶりか・・・?5月の連休はメーデーや憲法記念日の宣伝行動など目白押しのため、新潟に帰ることはずっと断念していました。
ところが、私のこのブログの端に「日本の原風景 ふるさと『松の山郷』」という松之山の人が出しているブログを載せていたところ、これに魅せられた方が行ってみたいということになり、私も期せずして帰郷することになりました。
夫とその方は1日の朝から夫の車で出発。私はメーデーに参加し、新聞の配達を終えて夕方4時過ぎの新幹線で後を追いました。電車の窓から見える残雪の山に一人感動!
もう両親は他界し、実家を守っているのは兄夫婦です。兄は泊まる人にはとことん付き合う性格。夕食に間に合った私を含め3人のために義姉はたくさんの山菜料理でもてなしてくれ、兄夫婦と夜中の2時まで語り合いました。
2日の朝、実家の周りを散歩すると、前日は暗くて気付かなかったけれど、こんな美しい花が・・・。花好きの私ですが名前も知らず、兄に聞いたら「シラネアオイ」とのこと。いまは十日町市と合併したので変わったけれど、松之山町だった時には「松の山町花」になっていたとのこと。
私は18歳まで住んでいながら、町の花が何か全く知らないでいたわけです。
5月の連休に来たからには、山菜とり!同行したブログ・ファンを私のスケジュールに無理やり付き合わせてしまいました。
ゼンマイ、ワラビ、アケビの芽が最盛期。姫タケノコも出始めていました。
兄と私たち3人で採ったゼンマイは、義姉が早速ゆでて干してくれました。
午後からは松之山周辺の散策。最初にご紹介した「美人林」、棚田など、写真ブログでにわかに有名になっている場所など見て回りました。
あっという間に帰る時間が迫り、夕方5時前にほくほく線の「松代駅」に送ってもらい、帰路へ。駅の前には「大地の芸術祭」で作られた大きなオブジェがありました。
松之山の花の季節は関東よりわずかに遅れ、チューリップやツツジ、ヤマブキ、八重桜などが一斉に咲いていましたが、春の田圃は所々でもう田植えが始まっていました。夫とブログ・ファンはもう一日泊まり、別々の行動となりましたが、おかげ様で久しぶりの松之山の春を楽しむことができました。