「高齢者は早く死ねというのか!」と怒りの声が渦巻く中、後期高齢者医療制度が実施され、15日には保険料の年金天引きが行われました。
しかし、この段になっても「いくらになるのかわからない」という人が多く、連絡が来たという人、来ていないという人など様々です。
15日だけで、全33市町村が参加する神奈川県広域連合に寄せられた問い合わせは約800件に上り、平塚市役所にも問い合わせが殺到しました。窓口に直接行った人は100人、電話での問い合わせも100件を超えたであろう(担当課)といいます。
そのおもな内容は
- 保険料が年金から天引きされてしまうことに対する不満
- 年金から保険料が天引きされているのかどうかの確認
- 保険料に関する問い合わせ(額について)
- 年金から保険料を天引きされない方からの問い合わせ
(いつから保険料を取られるのか)
というものでした。
市役所では、保険料額のお知らせは4月4日に発送したといいますが、この制度自体の周知も、4月の年金から徴収する対象はどういう人か、今回保険料のお知らせがない人はどういう理由かなどの説明が、当事者である75歳以上の方々に行き届いていなかったことが改めて明らかになりました。
保険証の送付については、県広域連合が保険証の送付時に「転送不可」で送付したため、市内で196通が戻ってきました。改めて「転送可」の手続きをとりましたが、23通が再度戻り。
留守のため配達証明で保管していたが、期限が過ぎて戻ってきたのが29通。宛名不明が11通と、16日現在計63通が本人に渡っていないということがわかりました。
(4月20日付けの議員団ニュースより)