私が住む寺田縄地域はイチゴの生産地でもあります。イチゴは2年がかりで育てて収穫を迎えます。いま苗を植え、この苗から延びるツルを小さなポットで受けて育てます。
その子供の苗からさらに子供を作って2年後の収穫に備えるのです。今回植えたイチゴの苗は40株。これを2000株にまで増やします。ここまでの作業を、寺田縄のイチゴ農家は共同で行っています。
今回作付けする「2年後のイチゴ」は、大きな意味を持っています。それは、平成22年3月1日に「花と緑のふれあいセンター」が寺田縄に開所するからです。2年後の開所に向けてどう取り組んでいったらいいのか、不安が募ります。
農家の皆さんは、自分たちのもつ技術と経験を生かし、着実に進むのみです。市は県との協調事業として、地元農業者に協力を求めるだけでなく、しっかりと農業そのものを支えるために力を尽くすことが求められます。
3月31日に行われたイチゴの作付け作業。