松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
議会の取り組み

9月議会も最終、決算特別委員会も間近です。

2012年9月25日

 明日は9月議会最終日。ツインシティ関連の補正予算は都市建設常任委員会の付託だったため、反対の意思表示ができませんでしたが、議員団としてこの補正予算に対しては反対する旨を議会局に報告し、討論原稿も書き終えたところです。

 まだ事業がどうなるかわからない段階から、「組合設立準備会」に多額の費用を負担させて進める事には納得いきません。全国を見れば、設立準備会が認可申請に必要な測量、調査、設計などにかかる費用は全額補助している自治体が沢山あります。市が住民と一緒に行う事業であれば、組合設立までにかかる費用を市が見るというのは、至極当然ではないでしょうか。

 常任委員会でも、その部分を懸念する声が数人から出ていた事からも、しっかりと議論しなくてはならないと思います。

 この予算に賛成するということは、真田・北金目などの状況を見ても、今後さらに厳しい運営が待っている事業にゴ―サインを出すことになる、また、事業がどうなるかわからない時点から多額の負担を住民にさせるということになるのです。こうした点から、この補正予算には反対する予定です。

決算特別委員会

いよいよ決算特別委員会開催まで1週間となりました。今年は共産党議員団では私が委員となり、団の2人の強力な協力(!)をもらいながら、粛々と準備をしているところです。

病院決算の専門家である金川佳弘氏著の資料を読んでいたら、長谷川安兵衛著の「訂正会社分析の基礎知識」(1939年)にこのような記載があったというので紹介されていました。

「親が子のために流す涙、千万無量の思いを込めた涙、その涙に何があるかと化学の器械にかけて見たら、ただの水と極めて小量の塩分しかなかった。何の変哲もないものだという。涙というものには、悲しみの涙もあり、喜びの涙もあり、千万無量の思いを込めた涙もあれば、安っぽい偽善の涙もある。」

「・・・が、その時の環境や事情をみれば、どの涙かは判る。とかく、分析から割り出されたものだけをみて結論すると、涙の化学分析と同じことになってしまい勝ちである。」

というものでした。

決算は数字の羅列で、その数字をどう見るかということに集中しがちです。長谷川氏の言うように、その数字一つ一つの裏にある苦労や汗、どういう思いで実施してこの数値となったのか、また、この数字の中で市民や利用者はどんな思いをしてきたのか・・、そこをしっかり見ないといけないということを感じました。

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(9月24日)なんという鳥か、車の横に来てチョンチョンと突きながらしばらく遊んでいました。


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