これも、毎年小学校をお借りして行われている「金田秋まつり」。地域の大先輩が子供たちに地元の文化を伝承することが主目的の行事です。
午前中に行われた「わくわくチャレンジ」。そのあと午後からは、地域の皆さんが講師になって、子供たちにいろんなことを教える「秋まつり」です。
この班は、地域の今井さんが講師になって「こんにゃく作り」を生徒たちに教えました。
私は、この「こんにゃく作り」が楽しくて毎年顔を出させていただいています。我が家でもこんにゃく芋を作っているので、ここで教わった通りに家で再現するのですが、軟らかくなったりなかなか「うん!」という出来栄えになりません。今年のレシピを見たら「こんにゃく芋」の分量が100グラムアップ。「あ~!私だけが失敗してたわけじゃなかったんだ!」少々自信が持てました。
各テーブルでは、地域のお母さんやおばあちゃんたちが、子供たちがけがをしないように援助。
毎年参加している生徒は「ミキサーにかけるのは1分間。」とすっかり覚えていました。こねる手つきも慣れたもの。
型に入れてゆで上げ、さらに10分ゆで上げます。各班とも上手にできました。さっそく「田楽味噌」で試食して、「うまい!うまい!」の連発です。
ほかの教室では「フラダンス」を教えていました。
長持にお住まいの水野泰助議員も毎年「囲碁」の指導をしています。
パソコンを使用して「めんこ」を作って遊び方を教えているグループもありました。
懐かしい絵柄に、思わず自分たちが子どもの頃の会話が弾みます。メンコをなめて濡らし、少しでも重くしてひっくり返されないようにしたり、端を少し曲げて有利にしたりと、昔の子供たちもいかにして勝つかを必死で考えたと楽しそうに語ってくれました。
こちらのグループは、お手玉づくりです。
自分たちで1つ作り、あとは地域の皆さんがあらかじめ作ったものをいただき、さっそく廊下でお手玉遊び。なかなかうまくいきません。公民館長さんも、主事さんも皆さんが遊びの先生です。
こちらは、ドングリでコマを作って遊びます。]
自然のものを使って遊ぶことがこんなに楽しいものなんだということを教わっています。
絵手紙のグループ。小学生の作品とは思えない素敵な絵手紙が出来上がっていました。
こちらは、「絞り染めのハンカチ」に「花かご」まで作っていました。
このグループは、ロウを固めて思い思いのキャンドルに。
このキャンドル造りのために地域の皆さんは、こんな下ごしらえをしていたのです。
この行事に地域の大先輩たちは何日も前から準備されたといいます。公民館長さんからも、「お手玉」に入れる「じゅず玉」の確保やドングリ集めなど皆さんが頑張った話をお聞きし、地域の子供たちに向ける先輩たちの熱意を感じました。