「後期高齢者医療制度」が来年4月から始まろうとしています。しかし、あまりにもひどい高齢者いじめの内容であり、人間の尊厳が問われるものです。
この制度は各都道府県が主体となった「広域連合」で運営され、神奈川県では鎌倉市長が「広域連合会長」になっておられます。
14日、共産党神奈川県委員会と各市町の議員らで鎌倉市役所を訪れ、国に対し「後期高齢者医療制度」の中止を求めることを要請しました。
また、広域連合として、高齢者に対する今以上の負担増・医療制限・保険料滞納者に対する資格証の発行をやめていただくよう強く要望しました。
今月16日には「広域連合」の会議が開かれ正式な費用負担などが決まることになっています。神奈川県の高齢者の生活がかかっている会議となります。
私は、何としても高齢者の生活と健康を守る立場からも、この制度は許せないという思いで参加してきました。
石渡鎌倉市長に要望書を手渡す共産党県委員会の笠木隆教育・福祉対策委員長
窓からの陽ざしに写真が少々暗くなりました。