この春、市議会議員選挙にあたり、平塚市全地域に全戸配布して皆さんからのご要望や、生活実態のアンケートをお願いいたしました。寄せられた300通には様々なご意見やご要望が書かれており、この半年の間にもそのうちのいくつかの要望を実現させることができました。危険な道路の改修、街灯がなく夜道が危険な場所に街灯を設置、ゴミの不法投棄、などなど。
今も、一つ一つ地域の仲間と皆さんから寄せられたご要望を検証しているところです。特に寺田縄や岡崎、金目、土屋など市の中心から離れた地域では、図書館や総合的なスポーツができるような建物がないため多くの要望が出されています。
その中の一つに、「プールの設置」があります。以前にもこの要望は、年金者組合などから出され、議会でも審議されたことがあります。今回これを話し合っている中で、「平塚市は小学校の夏休みのプール開放は、子供達しか入れないけれど、伊勢原市は小学生の子供だけでなく、大人も入れる。」ということがわかりました。
さっそく伊勢原市のスポーツ課に聞いてみました。すると「えっ!平塚市は大人は入っていないんですか?」と逆に驚かれました。
- 伊勢原市では最初のころから、子供たちを見守る親が一緒に入っている。プールに入って泳ぐ人、プールには入らないがそばで見る人それぞれだが、全く規制はない。
- 入口には、「皮膚病、目の病気、心臓が悪い人の使用は禁止する」旨の注意書きをしている。
- 今まで大人が使用したことによって、病気が流行ったとか、人に病気が感染したというトラブルや事故はなかった。ただ、初期のころ疲労の上に飲酒して入った人が死亡したという事故が一つあったのみ。
といいます。
伊勢原市では、「子供とは関係ない年齢の地域の人も泳いでいる。特にプールには競泳のためのロープを張っているわけではないので、高齢の方がプールの端を歩いていてもかまわない。ただ、少々浅いのでそれを承知の上で使用していただいている」ということでした。
平塚市でもこれが実現すれば、夏場は介護予防のトレーニングに遠くまで行かなくてすみますし、小学生以外の小さな子供がいるお母さんも、プールに入れてあげることができます。地域の公的施設の有効活用として、これはぜひ伊勢原市を見習うべきと思いました。みなさんは、どう思いますか?
支援者が事務所に持ってきてくださった「蘭の花」
これは平塚産の花で、バラの一種です。
平塚市役所の受け付けには毎週、平塚産の素敵な花が置かれています。これも、平塚の生産者が持ってきてくださったものです。