大藏市長は放課後児童クラブの公設民営化を公約に掲げており、松延小学校の敷地内に、このたび市内3番目の新設学童クラブが完成しました。
27日、あいにくの台風による雨天となりましたが、子供たちにとって喜びの落成式が行われました。
大藏市長は、「昨年8月に、松延学童クラブを訪ね、大変な環境で運営しているのを見た。この建物が完成し、この上なくうれしい。子供たちは未来の宝。一人ひとりの能力、個性を発揮できるようにすることが私たちの責任。元気にやっていけるというみんなの顔を見て本当にうれしい。」とお祝いの言葉をのべられました。
学童クラブの代表として参加した子供たちは、この日のために練習した「感謝の気持ち」を唱和しました。
「トイレがきれいになってうれしいです。かくれんぼもできるかな、手も洗う所が広くなったし、これからはお絵かきするときもぶつからなくなります。これからいっぱい遊びます。」
いままで頑張ってきたからこそ、喜びもひとしおです。
テープカットは、「今回の建設に尽力された学童クラブの方にやっていただきたい」とその場から推薦され、子どもたちの代表とともに鋏を入れました。
そのあと、出席した人たちは新しい建物の見学をしてまわりました。今度の学童クラブは2階建てとなり、有効に活用できる代わりに、指導員が見守る場所が分かれるために今まで以上に気配りが必要になるということでした。
1階はバリアフリーで障がい児も大丈夫。これからさらに希望者が増えることも予想され、学童クラブの果たす役割も重くなっていくことでしょう。
子供たちがのびのびと有効に放課後を過ごせるように、頑張っていただくことを願っています。