博物館では、いま「くらしの今昔」という企画展が行なわれています。そして、2階には、「レンズが見たひらつか」というコーナーがあり、平塚市の昔と今の写真が並べられ、比較できるようになっています。それを見るとなかなか面白い!
平塚市民の中でも、下の写真の当時を知っている人は少ないのではないでしょうか。市役所と議事堂の建物が出来たばかりで、なんと!まだ「くすの木」が植わっていない状態の写真なのです。遮断するものが何もなく、2つの建物が見られた時期があったということに新鮮な気持ちにさせられました。
そして、当時昭和39年(東京オリンピックの年です)に、このような豪華な議事堂を造っていた平塚市の繁栄ぶりにも驚きます。
今、新しい庁舎を建設している時だからこそ、約50年前のこの写真を見ていると私達に色々なことを問いかけてくれます。案内のボランティアの方が懇切丁寧に説明して下さるので、さらに興味をそそられました。