22日夜7時から金目公民館で、6日夜の大雨による金目川堤防崩落について住民説明会が開かれた。
住民の方々約40人、県平塚土木事務所職員4名、平塚市からは木川副市長、防災危機管理部、土木部、消防長が出席。
金目川堤防は昨年7月の大雨でも崩落し、その場所が未だ復旧しない中で、今回はそのすぐ上流が崩落。しかも昨年の崩落現場も新たに削られ、「すわ決壊?!」ということも心配した住民の恐怖心は怒りへ変わっている。
県土木は、これまでの経緯を説明するとともに対応の遅れを謝罪し、これから雨季を迎えることからも、早急に、円滑に復旧工事を進めるために工法を変更したと説明した。2か所の損壊部分の工事は7月中には終了するとのこと。
住民からは
①右岸の住民の避難所の問題
②迅速な水防団への出動要請
③市に何度電話をしても繋がらない実態
④市職員の参集のあり方
⑤堤防の高さが不足している場所について
⑥五領ヶ台高校跡地にできる県の施設に避難所設置を
など多くの意見が出された。
「昨年の大雨の時には、川の水が堤防を超えているのを実際に見ているのに、県は『水は上がっていなかった』という見解を変えない」ーーーと言う意見も出された。
昨年7月の大雨については、私も朝7時半過ぎには現場に行って、大量のゴミが土手に打ち上げられているのを見ているし、ある家では浸水した水を掃き出しながら、「魚も数匹いたよ」と苦笑していたことからも、水は土手を上がったと認識している。
市も、この件については住民の話を聞いて状況を把握しており、金目川の管轄である県に早急な対応を要請してきた。県は、住民を大災害から守るためにも、堤防の高さが不足している個所のかさ上げはしっかり取り組んでいただきたい。