立場は違っても、正しいと確信したことは曲げない。こうした方々との運動こそ、草の根の運動だと感動しました。
(しんぶん赤旗6月2日号 1・2ページに掲載されました)
「憲法の平和主義は世界遺産」だと元自民党幹事長の古賀誠氏。96条を変えて憲法改正手続きのハードルを下げると言うが、私は認めることはできない。絶対にやるべきでない。
現行憲法の平和主義・主権在民・基本的人権という崇高な精神は尊重しなければならない。なかでも「平和主義」は世界遺産に匹敵する、と!
父は赤紙一枚でレイテ島で戦死した。母は、5歳の私と姉を必死で育ててくれた。母の背中を見ていて、子供心にも戦争は嫌だ、二度と戦争を起こしてはならないと思った。自衛隊をイラクに派遣する「イラク特措法案」の衆院採決の際に議場から退場し、党幹部からおしかりを受けた。しかし、戦争を知っている私たちの役割として、平和を脅かすようなことをしてはいけない。戦争を知らない世代にそのことを示したかった。退場したことはまちがっていなかったと今でも思っている。
(こちらは2ページの記事です)
今回「赤旗」のインタビューを受けたのも、戦争を知る世代の政治家の責任だと思ったからだ と語られました。