平塚市内出縄の山の上に大規模墓地を造るという問題が一昨年の暮れからでています。住民は山を6mも削り、木を伐採し、1500基からの墓地を作る計画に、山の中腹に建つ民家に及ぼす風当たり、水の流れ、大雨時の問題、墓参時の交通の問題など、計り知れない危険が想定され強く反対しています。
https://matsumoto-toshiko.jp/archives/3591
https://matsumoto-toshiko.jp/archives/1751
https://matsumoto-toshiko.jp/archives/1427
(これまでお知らせした内容をご覧ください)
昨年4月から施行された「平塚市墓地等の経営の許可等に関する条例」では、市内に拠点を持って活動していない宗教法人は墓地を建設できないことになっていますが、この事業者は、墓地建設の許認可が県から市に移管される前の駆け込み申請によるもので、平塚市に活動拠点を持たない宗教法人です。
先日、事業者(話を聞いていると、事業者はお寺の住職なのか墓石業者なのか非常にわかりにくい!)は、住民から出されていた「山を削った場合の風の影響、交通・地盤の調査」の結果を20m範囲の方々に報告するとの連絡がきたといいます。
私もその話を聞いて傍聴させていただきましたが、出席者は思ったほどいませんでした。しかし、住職と横にいた事業者代理人が「これで20m範囲の説明会は終わり、次に進める」と言い出したのです。
住民の参加が少ないことから、20mの住民全員にお知らせを出したのか確認すると、出していないことがわかったため、住民説明会のお知らせも出さずに「説明会は終わったなどとんでもない!」と怒りの声が収まらない事態となりました。
2時間の予定の説明会が3時間過ぎてもまとまらず、事業者への不信感が新たに募っています。こんな状況で市に「20m説明会は終わった」と報告をしたとしたら虚偽の報告です。